2018.8.5.sun-2018.8.11.sat
酸いも甘いもメロンクリームソーダ
たまたまかどやと2人で ひよっこ をみた。
今日のテーマは「メロンクリームソーダ」
私もかどやも、戦後日本の酸いも甘いも知っていそうな喫茶店でメロンクリームソーダが飲みたいという衝動に駆られた。
私たちはメロンクリームソーダを求め、出かけた。
田舎の商店街なのでレトロが売りの喫茶店はたくさんある。
しかし、そうじゃない。
レトロが売りのなんちゃってレトロではなく、時を経た結果レトロになってしまった喫茶店でなくては、私たちのひよっこメロンクリームソーダ欲は満たされない。
なんちゃってレトロな店は、田舎のインスタグラマーにフォトジェニックを提供していればいい。
私たちはメロンクリームソーダが飲みたいのだ。
路地裏に、つぶれかけの状態で、大きなのっぽの古時計の主人公のおじいさんのような人がグラスを拭きながら、何とか営業している店で、メロンクリームソーダが飲みたい。
時を経た結果レトロな喫茶店なんとか見つけ、入店すると、おばちゃんが家庭用エプロンをつけて出迎えてくれた。
席に着くと、私たちが入った入り口は路地裏だったが、窓際は大通りに面しており、車がびゅんびゅん通っていた。
客は私たちだけで、財政的には何とか営業している状態のようだ。
私たちは迷わずメロンクリームソーダを注文した。
感動して、さっきまで散々フォトジェニックを馬鹿にしていたにも関わらず、写真を撮った。
ひよっこでは、男女がアイスが解けるまでおしゃべりをしていたが、歩き疲れて喉がカラカラだった女二人はぐびぐびメロンクリームソーダを飲み干した。
私たちがメロンクリームソーダで喜んでいる間、結構な人数の主婦軍団が喫茶店にやってきた。
店主と顔なじみのようだ、何なら、店主も主婦軍団の会話に参加している。
主婦軍団の会話に耳を傾けると
「○○さんの浮気相手は...」
主婦軍団がこの店に通っているとすると、財政的には潤っているはずだ。
結果、この喫茶店が私たちの求める条件の中でクリアしていたのは
古い
酸いも甘いも知っている
の三点だけだった
いい喫茶店だったと思う。
だけどまだあきらめたくない
私たちの飽くなき探求は続く
自作自演賞
火曜日は昼に一度帰宅して夕飯の支度と部屋の片付けをして夕方からの授業に出る
1日のすべての授業が終わり帰宅する時、
『美味しいご飯がまってる！』
と思い、テンションが上がるのだが、準備しているのは自分だし、１時間で帰宅をして昼食を取って夕飯を作りながら掃除をするという怒涛のスケジュールをこなしているのは自分だ。自作自演。
なんなら夕方家に帰ってゆっくり作った方が楽かもしれない
だけど、家にご飯があるという状況が嬉しいため、止めることができない
