女子大生がBOOKOFFで20冊本を買う
アルバイトをして、月2000円分書籍費を設けている。
卒業論文に必要な本であったり、その時関わっている企画の関連本であったり、その時その時で必要な専門書を買っているうちに一瞬でなくなってしまう。
ところが、8月は珍しく、使わないまま終わってしまった。
そこで、2年ぶりにBOOKOFFに行った。
BOOKOFFの回り方
①卒業論文や企画関連の本を確認
絶版もあるため、あれば、値段に関係なく、定価より高くても買う
私が住む県の図書館は古いのでだいたいは手に入るが、やはり手元に置いておきた い。
今回はなかった。田舎のBOOKOFFだからかな。
都市研究をしていた人を研究しているので、都会の古本屋も確認したい。
②希少本の確認
古い雑誌であったり、初版本であったり、そういうのがあるコーナー。
最近源氏物語に関することを調べているので手に入って嬉しい。
これらの雑誌は1970年代に発行されているのだが、約50年前の雑誌なので、広告からして面白い。
また、2020年現在からすれば、近代文学が書かれたのは100年前で、昔話である。
1970年代からすれば、50年前で、この雑誌を作っている人達が生まれたころであり、生活の延長線上である。
捉え方や見方が違って面白い。
語り始めると止まらないのでとりあえずここまで。
買い忘れていた雑誌が手に入って嬉しい。
③100円の本棚の本を全部見る
学校やテレビやインターネットで聞いた作家名や書名を全部かごに入れていく。
女性の書くエッセイにはまっていた時期があって、まだ読んだことがなかった。
読んでみたかった
若干卒業論文に関連するかなと思って買った。
最近よくTwitterのタイムラインで松尾スズキさんのお名前を見かけるので
私の自粛期間はバラエティ番組に支えられた。
読んでみたくなった。
いしわたり淳治さんのこともっと知りたいと思った。
読んでみたかった。
あらすじは知ってるけど、意外と読んだことがなかった。
母が集めているのだが、人気で定価でも手に入りづらいらしい。
④2000円分になるように岩波新書を入れる
大学の先生が岩波新書は教養として一通り読む価値があるといっていたので、気が向いたら読むようにしている。といっても、古本では手に入るものが限られており、持ってない物を適当に選ぶ。
BOOKOFFで本を買う理由
ラインナップからお察しだと思うが、なんでも読む。
知らない言葉や自分以外の感覚にたくさん触れて、本を読んでいない時間の寂しさを少しでも減らしたい。
読んでみて、手元に置いておきたい本は本棚に並べ、私以外の誰かに読んで欲しい本や今の私が必要としていない本は人にまたBOOKOFFに持っていく。
作家の方にお金が入らないので申し訳ないが、今の私には量が必要なのである。