週刊瞬間

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女子大生がBOOKOFFで20冊本を買う

 

アルバイトをして、月2000円分書籍費を設けている。

卒業論文に必要な本であったり、その時関わっている企画の関連本であったり、その時その時で必要な専門書を買っているうちに一瞬でなくなってしまう。

ところが、8月は珍しく、使わないまま終わってしまった。

そこで、2年ぶりにBOOKOFFに行った。

 

BOOKOFFの回り方

卒業論文や企画関連の本を確認

 絶版もあるため、あれば、値段に関係なく、定価より高くても買う

 私が住む県の図書館は古いのでだいたいは手に入るが、やはり手元に置いておきた い。

 今回はなかった。田舎のBOOKOFFだからかな。

 都市研究をしていた人を研究しているので、都会の古本屋も確認したい。

②希少本の確認

 古い雑誌であったり、初版本であったり、そういうのがあるコーナー。 

源氏物語絵巻五十四帖 (別冊太陽 日本のこころ 3)

源氏物語絵巻五十四帖 (別冊太陽 日本のこころ 3)

  • 発売日: 1985/11/01
  • メディア: ムック
 

 最近源氏物語に関することを調べているので手に入って嬉しい。

 これらの雑誌は1970年代に発行されているのだが、約50年前の雑誌なので、広告からして面白い。

また、2020年現在からすれば、近代文学が書かれたのは100年前で、昔話である。

1970年代からすれば、50年前で、この雑誌を作っている人達が生まれたころであり、生活の延長線上である。

捉え方や見方が違って面白い。

語り始めると止まらないのでとりあえずここまで。

文藝芸人 (文春ムック)

文藝芸人 (文春ムック)

  • 発売日: 2017/03/16
  • メディア: 雑誌
 

買い忘れていた雑誌が手に入って嬉しい。

③100円の本棚の本を全部見る 

学校やテレビやインターネットで聞いた作家名や書名を全部かごに入れていく。

きもの365日 (集英社文庫)

きもの365日 (集英社文庫)

  • 作者:群 ようこ
  • 発売日: 2004/05/20
  • メディア: 文庫
 

女性の書くエッセイにはまっていた時期があって、まだ読んだことがなかった。

谷川俊太郎詩選集 1 (集英社文庫)

谷川俊太郎詩選集 1 (集英社文庫)

 

読んでみたかった

若干卒業論文に関連するかなと思って買った。

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)
 
老人賭博

老人賭博

 

最近よくTwitterのタイムラインで松尾スズキさんのお名前を見かけるので

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

 
ケンコバ伝説 (よしもと文庫)

ケンコバ伝説 (よしもと文庫)

 

私の自粛期間はバラエティ番組に支えられた。

こんな夜は (幻冬舎文庫)

こんな夜は (幻冬舎文庫)

  • 作者:小川 糸
  • 発売日: 2014/02/06
  • メディア: 文庫
 

読んでみたくなった。

いしわたり淳治さんのこともっと知りたいと思った。

てのひらの迷路 (講談社文庫)

てのひらの迷路 (講談社文庫)

  • 作者:石田 衣良
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 文庫
 

読んでみたかった。

堕落論 (角川文庫)

堕落論 (角川文庫)

 

あらすじは知ってるけど、意外と読んだことがなかった。

すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)

すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 文庫
 
どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心 (幻冬舎文庫)
 
すーちゃんの恋 (幻冬舎文庫)

すーちゃんの恋 (幻冬舎文庫)

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: 文庫
 

母が集めているのだが、人気で定価でも手に入りづらいらしい。

 ④2000円分になるように岩波新書を入れる

 大学の先生が岩波新書は教養として一通り読む価値があるといっていたので、気が向いたら読むようにしている。といっても、古本では手に入るものが限られており、持ってない物を適当に選ぶ。

茶の本 (岩波文庫)

茶の本 (岩波文庫)

 
アドルフ (岩波文庫)

アドルフ (岩波文庫)

 

 

 

BOOKOFFで本を買う理由

ラインナップからお察しだと思うが、なんでも読む。

知らない言葉や自分以外の感覚にたくさん触れて、本を読んでいない時間の寂しさを少しでも減らしたい。

読んでみて、手元に置いておきたい本は本棚に並べ、私以外の誰かに読んで欲しい本や今の私が必要としていない本は人にまたBOOKOFFに持っていく。

作家の方にお金が入らないので申し訳ないが、今の私には量が必要なのである。