週刊瞬間

毎週水曜日19時更新

ゆるメルカリライフ

昨年の8月からメルカリを始めた。

インターネットで物を買う経験に乏しいのに物を売るというのはいかがなものかと思いつつ、恐る恐る、友達に梱包などの方法を教えて貰ったりしながら続けて一年。そろそろ売る物もなくなってきたので、一回まとめる。

実績

出品数 232

売却数 96

送料と手数料を除いた純売り上げ 26,736円

売った物

1. 読まなくなった本

手元に置いておきたいと思ったものはもちろん手元に置いておく。

トラブルを避けるために、よっぽど美品でない限りは出品しない。折り目が付いていたり、一度でも外に持ち出したものは出品を避けるようにしている。

2. ハンドメイドの品

メルカリでは、送料がかからない小物のみ出品している。メルカリに限らず「こういうものを作ってほしい」とリクエストがあれば、お応えするようにもしている。

3. 着なくなった服

もともと持っている服が少ないし、気に入ったものをしつこく着るので、出品できるものが少ない。

4. 集めていた限定ノベルティ

物へのこだわりが強い方なので、同じものを食べ続けたり、飲み続けたりする。また収集癖があるが、冷めやすいので、全種類集めたうえで要らなくなったりする。欲しい人の手に渡り、大事にしてもらえればいいなと思って出品している。

この順番で売れた。

送料等

商品を清潔なビニール袋に入れ、さらに小ぎれいな封筒に入れ、かわいい一筆箋に一筆添え、隙間が絶対にできないようにつつみ、送っている。

だいたいが定型郵便に収まるような小さな商品なのだが、相手に住所と名前が伝わることが嫌なので、送料が倍以上かかる匿名配送にしている。

価格設定

メルカリは300円から出品でき、私はだいたいの物を300円で出品している。

300円で出品して、手数料が30円(10%)

梱包に使うビニールや封筒はもともとおばあちゃんちに大量にあった物をもらってきて使っているので、無料。

匿名配送の送料が175円

手元に残るのは95円。

他に大きい物だったり重い物の場合はもう少し送料がかかってしまうので、600円とか1000円とかで出品する。利益が100円前後出る設定なのだが、それでも売れづらいなと感じる。

300円じゃないと売れない、というのが本音である。

本なんか、よっぽど人気だったり古い本じゃない限りは古本屋で100円で買えるのにわざわざメルカリを通して買ってくれている。

ハンドメイド品なんか、「私は素人、素人が作ったものに利益を求めてはいけない。」と思っているので、95円も利益が出るのだから責任重大。

引っ越しの予定もあり、捨てなければならない身の回りの物がを必要としてくれている人がいて、少しでもお金になると、ありがたい。

売上金を何に使うか

もっぱらコンビニでの買い物に使っている。

始発の電車で出かけるときに朝ご飯を買ったり。

友達の家にお邪魔するときにコンビニによってスイーツを買ったり。

就活はしご中に電車で昼食を食べざるを得ない時におにぎりを買ったり。

コンビニしか開いてない時間に疲れ果てて帰って、夕飯を買ったり。

学生の身分でぎりぎりの生活費で生活しており、浪費は控えたいのだが、メルカリの売り上げは臨時収入として、罪悪感少なく使える。

売上金をメルペイのポイントに変えておいて、ピピっと支払う。

メルカリで買いたいもの

一点、これが出品されたら買おうと思って、ずっと見張っているものがある。

今和次郎,「今和次郎採集講義」,2011,青幻舎

絶版であり、発行部数も少なく、全然手に入らない。

先週なんて、私がバイトを終わってみると、3分前の出品で買い手がついていて、悔しすぎた。私と同じように、見張っている人がいるのだろう。

この本が手に入ったらメルカリ辞める覚悟はある。