週刊瞬間

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映画偏差値が低い

他の偏差値が高いわけではないが、映画偏差値が特に低い。

映画館ならまだしも、家だと最後まで集中して観れない。

観たとしても覚えていない。

「この間ディズニーリトルマーメイドをはじめてみた。」

という話を母にすると、プリンセスやディズニーの類は一通り見ていると言われた。

 

ストーリーを要約してどんな映画だったか話すのも苦手である。

話の内容は気になったところ細切れでしか覚えておらず、最後どうなったのか観た傍から忘れてしまう。

つまり、途中で気になったところについて考えをめぐらしてしまい、結局ちゃんとみれていないのだ。

母はおそらく映画偏差値が高い方なのではないかと思う。

どんな話で、どんなところが面白かったか話してくれる。

また、「音楽が沢山流れるミュージカル系が好き」

と言っていた。好きな映画の系統があるほどいろんな映画を観ているのだ。

私はしいて言えば、ヤマやオチのない人間ドラマの方が好きである。好きと言うか、覚えていられる。ヤマがないとは、大事件(犯罪系)が起こらず、オチがないとは死んで終わりではないことである。

日常の出来事を丁寧に描き、生活が続いていく系が好きかもしれない。そういう系の映画はちゃんと最後まで覚えている。

 

平成狸合戦ぽんぽこ」をみた。

ジブリ作品であり、何となく「こんな話だろうな」と思うところはある。きっと

➀人間の手により破壊される環境

②狭くなったたぬきの土地

③繰り広げられるたぬき同士の縄張り争い

で2時間半だと思っていたのだが、開始3分でこのくだりは終わった。