週刊瞬間

毎週水曜日19時更新

2018.6.17.sun.-2018.6.23.sat

 

自由律俳句について

毎日一句、自由律俳句を詠んでいる。

もうかれこれ半年になる。

半年経ったとき、なんとなく、

「やめよっかな。」

と思ったこともあったが、

こんなふうにお世辞にも言ってくれる人がいて、やめられないでいる。

中学の国語の便覧に、尾崎放哉の「咳をしても一人」とか載ってるけど、「なんじゃこりゃ、こんなんわたしも言えるわ、」ぐらいに思っていた。

インターネットで自由律俳句を検索しても、あまり情報がなく、困惑し、諦めていた。

後々になってわかることだが、自由律俳句は自由すぎて情報がいらないからインターネットの情報も少ない。

高校生になって、

又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間 | NHKラジオ第1(広島) | 2018/06/25/月 | 20:05-20:55

radiko.jp

を聞くようになる。このラジオに「自由律俳句のコーナー」がある。

確か、一番最初に投稿した時のテーマが”海”で、

”海坊主かと思ったら父”

と詠んで投稿した。

このラジオではまだ投稿が詠まれたことはなく、けど既に何回もラジオネームを聞いたことがある常連の人もいて、いつも、

「上手に詠めるようになって、又吉さんに解釈してもらいたいな~」

と思う。

何となく雰囲気で自由律俳句を投稿し続けていたが、大学生になって

 を買った。

下宿先から帰省する際の4時間の電車で読んだのだが、

「これが自由律俳句か!」

と、感動して、折角帰省したのに、大学での出来事より本の話を両親にした。

自由律俳句に興味がある人、貸すのでぜひ読んでほしい。

これが決定打となって、毎日一句自由律俳句を詠んでいるのだが、毎日一句って旨く詠めない日もあるし、思いついてメモして、後から見たらあんまり…ってなる時もある。

大学の授業で雅俗について取り扱った際、自己の経験を踏まえて書く小レポートに「私は一日一句自由律俳句を読んでいて…」と自由律俳句について触れると、先生に「どんなの?」と聞かれたことがある。例に

を挙げると、「久々 という時の流れと、赤 という印象がよいですね」と言ってもらった。

ツイッターでつく「いいね💗」も、もちろんうれしいが、どこがどう良いのか、大学の先生に講評してもらえたのがもらえたのが嬉しかった。

そうそう、最近は、ツイッターで自由律俳句や俳句や短歌を詠んでいる人と繋がりが持てて、会ったことのない素性の知れない人の句に毎日出会えて、幸せだなと思う。

 

いい感じに締まらないので、最後に一句詠んで終わります。

 

一日一句の自由に苦悩

#自由律俳句